お知らせ

2020年11月4日

よくある質問

Q. どのような人が在宅医療を受けられますか?

病気や後遺症で身体が不自由な方、身体に不自由はないが認知症がある方など、一人では通院が困難な方が対象です。在宅医療が可能かどうかの判断は、患者さんやご家族と相談の上行いますので、まずはご相談ください。

Q. 往診と在宅医療の違いは何ですか?

急に具合が悪くなったが病院に行けない時など、必要な時にだけ医師に診療に来てもらうのが往診です。在宅医療では、月2回、医師が定期的に訪問して診察・加療を行います。もちろん、定期訪問とは別に急に具合が悪くなった場合(急変だけでなく、風邪などの軽い症状も含みます)は、往診いたします。

Q. どんな医療が受けられますか?

病状に合った医療サービスを受けることができます。

  • 定期的な診療、処方せん発行
  • 不具合時の往診
  • 各種検査(血液検査、尿検査等)
  • 床ずれ、傷の処置
  • 在宅で可能な注射や点滴
  • 人工呼吸器等、医療機器の管理や指導
  • 痛みの緩和や看取りへの対応

Q. 費用はどれくらいかかりますか?

ご加入されている医療保険が利用できます。かかった医療費の13割をご負担いただきます。また、医療費が一定の限度額を超えた場合は高額医療費として支給される制度などもあります(医療保険の種類や所得、年齢などによって異なります)。ご相談ください。

【例】あらかじめ計画して1ヵ月に2回、自宅で訪問検診を受けた場合

・訪問診察料(18,880円)×2 在宅時医学総合管理料(139,000円)= 56,760
1割負担の場合 5,680 3割負担の場合 17,030

上記に、検査、処置、注射、お薬等、かかった医療費の13割が加算されます。ほか自己負担いただく場合には事前にお知らせいたします。

Q. 一人暮らしでも在宅医療が受けられますか?

もちろん受けられます。訪問看護師、介護支援専門員、ホームヘルパーなど様々な職種がチームを組んでサポートします。

Q. 急に具合が悪くなった場合など、夜間でも対応してくれますか?

心配ありません。必要に応じて、診察や、看護師による訪問看護を行います。

Q. 病状が悪化した場合は入院できますか?

入院が必要であると医師が判断した場合、病状に応じて、専門医療機関へ紹介いたします。ご相談ください。

Q. 在宅医療にかかりながら、他の医療機関を受診することはできますか?

当院で行う内科診療以外に、診療が必要な病状がある場合は各専門医療機関と連携して対応いたします。

Q. 処方された薬は薬局に取りにいかなくてはなりませんか?

薬局での受け取りが難しい場合は、ご自宅等まで訪問してくれる薬局を紹介いたします。

Q. 自宅での看取りは可能ですか?臨終の時に、先生は来てくれますか?もし間に合わなかった場合も大丈夫ですか?

ご自宅での看取りにも対応可能です。医師が臨終の場に間に合わなくても、その病気で亡くなったことが明らかであれば、呼吸が停止してから時間が経過していても、法律的な問題はありません(基本的に警察を呼ぶこともありません)。もちろん、死亡診断書の発行もできます。

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