2024年5月14日 プロフェッショナル 院長ブログ ツイート いいね! LINEで送る 先日、お世話になった方と会食する機会をいただきました。 ヘリコプターのパイロットをされておられます。 ドクターヘリに搭乗する回数も群を抜いて多い方かと思います。 一番の思い出は、到着直前にやむなく引き返したことです。 とある離島から要請が入りました。 天候的にも大丈夫との判断が下され出発しましたが 島に近づくとヘリポートがすっぽりと霧に包まれています。 ヘリポートにはすでに患者様を乗せた救急車が到着済みでした。 無線のやり取り、その口調、表現から推察して 操縦の腕前、経験からは恐らく着陸できたと私は思っています。 計器飛行にすればなお、可能だったと思います。 ただ、リスクはゼロではなかった。 ドクターヘリは目視での操縦が義務付けられています。 計器飛行での活動はルール違反となります。 目視での着陸にリスクを伴う状況下であるとはいえ、 重篤な患者様を乗せた救急車を目の前にして引き返すことは 私たちも悔しかったけれど パイロットとしても相当に悔しい思いをされたと思います。 しかし、そのような判断をされる方の操縦だからこそ 私たちは安心して搭乗して救命活動が出来たのでした。 “院長ブログ”その他の記事 2024.07.12 第2回 医療的ケア児海水浴 院長ブログ 2024.05.31 エイトローライブ2024無事終了❣ 院長ブログ 一覧へ戻る 記事カテゴリー よくある質問 院長ブログ 最新の記事 2024.07.12 第2回 医療的ケア児海水浴 2024.05.31 エイトローライブ2024無事終了❣ 2024.05.14 プロフェッショナル 2024.03.23 ミニミニ医学会 2024.02.14 楽しいお知らせ